#657 成長には「自分ごと」
2026/08/14 23:44
2026年8月9日〜11日の3日間は、奈良県で開催された「MDM DREAM MATCH 2026」に参加させていただきましたが、YELLOW DOGSの選手たちにとっても、大きな成長と良い変化が見えた遠征になりました。
YELLOW DOGSは、6年生6人を中心に、5年生、4年生3人と、3学年が入り混じったメンバー構成になっています。
三島コーチがよく「バスケット選手には、活かす側と活かされる側の2種類ある」と仰っていましたが、YELLOW DOGSには、どちらかといえば「活かされる側」の選手が多く、まだまだ経験値の浅い選手も含まれています。
「活かす側」にも色々ありますが、端的にいえば「ポイントガード」。ボールを運び、積極的にペイントタッチを狙い、相手のDFEを引き付けて味方にチャンスをつくる。そういった役割を、これまでは学年の中で担ってこなかった選手もYELLOW DOGSには多くいます。
普段から頼りになるチームメイトがいることは、もちろん大きな強みである一方で、頼れる選手がつくってくれるチャンスを待っているだけでも、なんとなく良いプレーができてしまうという側面もあります。
このチーム、このメンバー構成だからこそ「自分がやらなければならない」という状況をつくり、自分ごととして捉えざるを得ない環境を整えてあげることも、指導者の役目のひとつだとおもっています。
4月にチームが始動して約5ヶ月。
最初は慣れないポジションや役割に慌ててしまい、簡単なミスを繰り返して崩れてしまうことも多くありましたが、それでも月日を重ねるなかで、少しずつ自分たちでボールを運び、自分たちで判断し、自分たちでプレーをつくることができるようになってきました。
今回の奈良遠征での1試合1試合は、まさにその成長を象徴するゲームだったのではないかとおもいます。
海外では、当たり前のように飛び級の文化があります。
その世代で抜けている選手は、どんどん上のカテゴリへ上げてチャレンジさせていく。
これには、その選手をさらに高いレベルへ成長させるという目的がありますが、その選手を上のカテゴリへ送り出すことで、下のカテゴリにいる選手たちにも「自分たちがやらなければならない」という環境が生まれます。
選手を上のカテゴリへ上げることは、上の選手を育てるだけではなく、下の選手たちを育てるための仕組みにもなります。
自分で考え、自分で判断し、自分の意思で決断する。
成長には「自分ごと」が欠かせないということを、今回の奈良遠征を通じて、改めて子供たちから教えてもらいました✍️



