#698 忘れてはいけないもの

2026/09/24 20:15

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#698 忘れてはいけないもの

2026年9月22日(火・祝)のジュニア練習に立ち上げ当初のOBであり現在鹿児島大学に在学中のりゅうのすけが帰省の合間をぬって参加してくれました。

2020年6月にINUYAMA U15クラスを立ち上げて当時中2でどこのジュニアにも所属をしていなかったメンバー3人がこのクラブを選んで最初に入ってくれました。りゅうのすけは鵜沼ファルコンズさんの卒団生で三品コーチの繋がりから入る形となりましたが、あれから数年たった今では毎年のようにファルコンズの選手たちが入団してくれる流れになっています。

当時は1〜3年生まで総勢10人ほどのメンバーで練習をやっていましたが、INUYAMAから上がった子達ばかりではなかったので文化もなにもない状態からのスタートでした。

ここで環境づくりの大切さと難しさを同時に自分は学ぶ訳ですが、犬山ミニバスという三島コーチが築いた土台のなかであれこれチャレンジさせてもらっていた状況がどれだけ恵まれていたのかも気付きました。

練習場所の確保、デジタイマー、コーン、ユニフォーム、団旗..少しずつ少しずつ歩みを進めながらクラブとして必要なものを揃えていきつつ、練習の進め方、挨拶、礼儀、クラブとして大切にしていきたい考え方の共有、チームづくり、あらゆることを並行に進めながらの育成・強化は今思い返してもタフな時間だったとおもいます。

そんな未熟な環境だったにも関わらずこのクラブを選んでくれた子達には少しでもいい想いをして欲しいとあの手この手で頑張りますが、試合はなかなか勝てず、思うように事が進まないことの連続で選手たちには苦しい時間を過ごさせてしまったとおもいますが、こうやって帰ってきてくれることで報われるものがあったりもします。

そんな負け越しだらけのシーズンではありましたが、最後の大会であるジュニア選手権ではベスト8にあと一歩というところまでの大躍進。初戦の相手は何度も練習試合で30点差ほどつけられていたオールウェイズさん。対戦表を初めて見た時には一瞬敗北が頭をよぎりましたが、勝つために何ができるかを考え、あの頃はコロナ禍で体育館の利用制限もあったなかで関の外のコートを借りて練習したり、大森コーチにDF面の指導をお願いしたり、やれる事をやって臨んだ初戦で驚きの20点差で勝利。

試合を通して成長するとはまさにこの事なのかと思えるほどの変わりぶりで、その後の2試合も自信をもってプレーした結果勝ち上がり、ベスト8がけで当時の優勝候補の一つでもあったシーホース三河U15と対戦。選手権が始まる前まではとても想像できなかったですが、こちらも前半ディフェンスで耐え凌ぎ善戦し、まさかのイーブンで折り返し。後半は怪我人が出て崩れてしまった影響もあり、そこで20点ほど離され敗戦となりましたが、十分すぎるほどの出来に保護者の皆さんからも沢山の拍手と感謝の言葉をいただきました。

このゲームの後、シーホース三河で当時ヘッドコーチをされていた伊良部コーチのSNSのある投稿を偶然発見しました。

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10/31一目見た時から僕は彼らのことが好きになったし、素晴らしいチームだとすぐに察した。人の心に触れメッセージを感じさせる、を100%体現してた。少なくとも僕の心は何かを感じた。人の感情を動かせるチーム、それは成績や結果を残す以上に難しいこと。11/7素晴らしい試合を、時間をありがとう。

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恥ずかしながらこの投稿を見つけた時は子供たちの頑張りがようやく認められたと思い、涙が出ました。このスクショは今も大切に取ってあります。

早くチームを独り立ちさせたいと思い過ぎてしまった手前、子供たちにもたくさんのことを要求し過ぎてしまい、思い通りに行かない時間を過ごさせてしまいましたが、不器用ながらも一生懸命に向き合っていたことが、最終的に1番大事なゲームでコートの中で表現してくれたということ。それが対戦相手の方にも伝わったということ。

この時の感情は今も忘れることはありません。

あれから5年が経ち、クラブてしても土台が強固になり、保護者の皆さん、スタッフの協力、あの頃では考えようもなかった環境になりつつあります。

だからこそ忘れてはいけないもの。懸命に戦うことで誰かの心を動かせること。今日りゅうのすけが参加してくれたことで当時の気持ちを思い出せた気がします。

選手権まで残り一ヶ月。

技術的には不器用ながらも気持ちを全面に出して戦える選手たちが揃っているとおもいます。あとはそれを出し切れるかどうか。というよりもやるしかない。

みんなで決めた目標に向かって一日一日を大切にできる限りの準備をしていこう。

りゅうのすけ、ありがとう🤝