#319 北里中合同練習
2025/09/10 20:53

2025年9月9日(火)はジュニアの全体練習日でした。この日は小牧市立北里中学校の男子バスケットボール部で顧問をされている伊木先生からご連絡をいただき、新チームの1、2年生の選手たちがジュニアの練習に参加をしてくれました。
伊木先生とは2024年1月14日(日)に光陵中学校でおこなわれたカップ戦で初めてお会いをさせて頂きました。去年の3月7日に当時の新チームの選手たちを連れてジュニアの練習に初めてお越しいただき、今回はまた3年生が抜けてからの新たな代ということで二度目の機会になります。
今回の練習では犬山の選手たちはこれまでの復習も兼ねて第一ターム、第二タームの前半戦でやってきた「取り組み方の質」を高めるためのマインドセットや、「トランジション」「アウトナンバー」のドリルを中心におこないました。
【100パーセント×基準】
全力で頑張ることは当たり前のことで、更に取り組み方の基準によって成長幅が変わることは新チーム当初から常々話をしてきました。A君にとっての100がB君にとっての50かもしれない。そのB君にとっての100もまたC君にとっての50かもしれない。そう思うことでより高い基準で取り組み続けることができ、成長の度合いも変わってくるため、天井を自分の物差しで測らないことが大切です。
【声の3ステップ】
STEP①習慣の声
✅挨拶、返事、カウントダウン、復唱 等
STEP②結果の声
✅ナイスシュート、ナイスリバウンド 等
STEP③過程の声
✅アドバイス、プレー中 等
声を出すことにもステップがあると考えていますが、挨拶、返事、カウントダウン等、習慣の声は比較的簡単に出すことができます。何を話せば良いか分からない選手達はまずは声を出す習慣づくりから始めると良いと思います。習慣が付いてくると自然と結果に対する声もで始めるのうになり、過程の声は自分自身が理解をしていたりプレーで表現できるかも関係してくるため難易度が高いですがジュニアの子達にはここまで求めていきたいです。
今回の練習ではこのマインドセットを再認識し、メニューとしてはシンプルなアウトナンバードリルで質の高い基準での練習を目指しました。何をやるかよりもどう取り組むか。その環境の土台をいかに設計するかでその時間帯の成長度や感じ方も変わってくると思うので、特にINUYAMAの選手たちは北里中学校の選手達が参加してくれたことによってより自分たちの取り組み方も見直せる時間になったのではないでしょうか。バスケット経験の有無に関わらず、一生懸命に取り組んでくれる素直な子達ばかりだったので、むしろ忘れてはいけないものを感じられたと思います。
部活動の地域移行が着々と進んでいき、部活動自体の価値も様々なところで議論されるようになってきた今の時代ですが、伊木先生のような一生懸命で熱く素敵な先生に教えてもらえる北里中学校の選手たちは恵まれていますね。いつかこの恩に気付ける日が来ると思います。
選手たちに聞いてみると、目標は「愛日大会を優勝して県大会へ出場する」とのこと。
「100点より100%」
最後に自分が大切にしているこの言葉を送りました。
それぞれの場所で、全力で駆け抜けましょう🤝







