#296 ジュニア板取合宿〈後編〉
2025/08/18 16:02

2025年8月16日(土)〜8月17日(日)は板取体育館を確保しジュニアの合宿をおこなっています。今回の合宿は四六時中バスケットボールという訳ではなく川遊びや食トレも含めて夏休みの思い出づくりも兼ねていますが、選手権まであと3ヶ月と少しということでチームの一体感を高めつつ士気を上げていくキッカケにもしたいところです。
DAY1は9時から練習がスタート。最近は学年ごとの練習が多くグループワークをあまり出来ていませんでしたがこの合宿ではA〜Dの4グループでのMTGから始め、グループ目標の設定と個人目標の共有をおこないました。
メニューは主に1on1、トランジションが中心で、先日の富田高校合同練習で教えて頂いたトレーニングや、第2タームで取り組んでいたブレイク練習の復習をおこないました。第3タームでは戦術的な内容がメインとなっていますが結局のところ最後の局面は個の力であり、突破力や判断力はまだまだ伸びる要素があるため強化していきます。この日は 2022年度U15OBのさときが名古屋大谷高校の選手達を連れて急遽練習に参加してくれたお陰で高い強度でおこなうことができました。苦しい時間帯になった時に声かけやポジティブなアクションを取れる選手が少なかったのでそれをDAY2の課題として練習を終えました。
午後からは板取キャンプ場に移動し川遊びを子供達は楽しみながらお父さんお母さん達が夜ご飯のカレーを準備してくれました。キャンプ場で食べるカレーは不思議といつもの何十倍も美味しく感じます。最後は死闘となりましたが用意していただいた8升全てのお米をみんなで食べ切りました。自分一人ではできないことも仲間の頑張りがあると一層頑張れるもの。合宿にはそんな良さもありすね。板取温泉でゆっくりした後はお父さん達と乾杯。そんなに遅くはならず健全に一日目を無事終えることができました(笑)
DAY2は9時30分から練習がスタート。この日も急遽 2021年度U15 OBの隆之介が現在帰省中ということで練習に参加してくれました。ジュニア立ち上げ期のまだまだ10人にも満たない人数で練習していた時の初期メンバーで、何だか感慨深いものがありますね。
この日は主にチームとして取り入れている戦術の分解練習を多くおこない、ハンドオフやスクリーン時の姿勢・角度・DFに応じたカウンター等々の細かなポイント再確認も含めておこないました。中体連を終えて3年生にも新たな戦力が3人加わりましたが合宿を通じてこれまで伝えてきたことを復習できたことで今後の練習もよりスムーズに進めることができます。5対5では自分たちが何をやってくるか分かっているなかでどうやって裏をかくかや、相手を騙すかの駆け引きを覚えつつあり、攻撃の形は増えてきていると感じます。強度の高い相手に対して通用するレベルまで持っていきたいですね。
合宿最後の追い込みメニューではDAY1で5セットやったメニューをリーダーウタロウの要望にも応えて倍の10セットおこないました。かなりキツい内容だと思いますが、全員が声を出し合いながら楽しんで走り切る、乗り切る空気が7セット目あたりで出てきて成長を感じました。一人ではできないことも仲間がいるから乗り越えられる。試合でもキツい場面でこの空気が作れるようになると良いですね。合宿のラストはあみやき亭に移動してみんなで焼肉食トレ。練習終わった瞬間は食べられないと言っていた選手達もお店に到着する頃には腹ペコ。コミュニケーションを取りながら良い終わり方が出来たと思います。
ジュニア立ち上げてからの初合宿は保護者の皆さんの多大なる協力のもと無事大きな怪我もなく終了をしました。「応援されるチームへ」というテーマを掲げましたが、あと3ヶ月後に迫った選手権に向けてグッとチームとしての力が高まったのではないかと感じています。練習の取り組み方、目の前のことに一生懸命になる姿勢、誰かのためのプラスの存在になるために、INUYAMA BASKETBALL CLUBとして大切にしてきた価値を高めつつ、勝ちを目指していきます。
残された時間を大切にできる限りのことをやりますよ🤝



















