#674 人生は思い出づくり
2026/08/31 23:55
皆さんは、シャッターを押す(写真を撮る)時って、どんな時ですか?
今まで、そんなことを深く考えたことはなかった。でも、この前、乗鞍岳に登った時にふと思った。
「これって、実はけっこう奥深いことなんじゃないか?」
家に帰って写真を整理してみると、たった1日の登山なのに、スマホのデータは動画や写真で溢れかえっていた。
「こんなに撮ったのか。」
自分でも少し驚いた。
旅に出れば、当然カメラを構える。今年の夏も、3泊4日で与論島へ行ってきた。もちろん、”初めて訪れる場所”だ。
今までの自分にとって、旅といえば「海」だった。たくさんの離島を訪れて、その島でしか見ることのできない海の青さや、自然の美しさを写真に収めてきた。
でも、写真の枚数を見返してみると、与論島よりも、圧倒的に乗鞍岳で撮った写真の方が多かった。
そこで、ふと思った。
「なんで、こんなに撮ったんだろう?」
写真を撮る瞬間って、単純に「キレイだから」だけじゃないのかもしれない。
① 心が動いた時
「うわ、すごい」「なんか好きだ」そんなふうに、自分の心が動いた瞬間。
② あとで思い出したいと思った時
景色そのものを残したいというより、「この時の自分、こんなことを感じてたな」そんな記憶を残したい瞬間。
③ 二度と同じものが見られないと思った時
雲の形。光の入り方。その日の天気。人の表情。同じ瞬間は、二度とやってこない。だから、シャッターを押す。
④ 誰かに見せたいと思った時
「あの人にも見せたい」そう思った瞬間。写真を撮ることは、自分の感動を誰かと共有することでもある。
⑤ 何気ない日常が、特別に見えた時
友達とのくだらない時間。帰り道。何気ない風景。その時は普通だと思っていたものが、あとから大切な思い出になっていることもある。
⑥ その場の空気まで残したいと思った時
写真には写らないものまで、残したくなる瞬間がある。
匂い。音。温度。風。そして、その時の感情。写真を見ることで、その時の空気まで蘇ってくることがある。
自分はカメラマンではない。写真について詳しいわけでもない。でも、今回の登山をきっかけに、カメラマンの人たちはどんな気持ちでシャッターを押しているんだろう、と少し気になった。
もしかすると、写真を撮るという行為は、「目で見たもの」を残しているのではなく、「心が動いた瞬間」を残しているのかもしれない。
今回、初めて「山」の美しさに魅了された。今まで自分の中では「海」が主戦場だった。それが、山に登り、目の前に広がる景色を見て、何度もシャッターを押していた。
知らない世界に出会った。初めて見る景色に心が動いた。
その感動や高揚感が、自然と「撮る」という行動になって現れた。
そう考えると、「心が先か、体が先か」なんてことも考えてしまう。
楽しいから笑うのか。笑うから楽しくなるのか。
心が動いたからシャッターを押すのか。シャッターを押すから、その瞬間をより深く感じるのか。
どちらが先なのかは、よく分からない。でも、ひとつだけ分かったことがある。知らない世界は、まだまだたくさんある。
海も、山も。まだ見たことのない景色も。まだ知らない場所も。まだ出会っていない人も。まだ経験したことのないことも。
だから、もっと外へ出てみたい。もっと見てみたい。もっと感じてみたい。もっとシャッターを押したい。
“地球が、私たちの遊び場”なんだと思う。
なぜなら、
“人生は思い出作り”だから。
https://note.com/kohey41/n/n1176daa571bb

