#290 全国教員大会とは
2025/08/12 22:23

先日、全国教員大会で兵庫県神戸市まで行ってきました。
この全国教員大会とは、元々国体のプレ大会に位置付けられていました。
毎年8月のお盆の時期に国体が開催される県で行われるため、大人の修学旅行のような楽しみもある行事でもあります。バスケットボールを通して、各都道府県の先生方と交流し、競技力を高め合うこと、指導者としての意見交流ができるのも魅力の一つです。ただ予算の関係で、56回の茨城大会を最後に国体のプレ大会から外れることになりました。
そこからはこの大会は残していきたい、伝統は繋いでいきたいということで、教員連盟や今までの諸先輩方がプールしてくださった資金を元に、現行のTEACHERS FESTIVALと名前を変えて行ってきました。2019年の秋田大会をはじめに、コロナ禍を挟んで、北九州、旭川、そして今回の神戸が正真正銘の最後の大会となってしまいました。まさに我々教員が全国規模で戦う最後の舞台『LAST DANCE』です。
今までの愛知教員は4回の優勝を掴み取っていますが、2003年を最後に優勝から遠ざかっています。私自身が参加した大会結果は以下のような形です。
51回〔2013長崎〕一回戦敗退
52回〔2014和歌山〕準優勝🥈
53回〔2015岩手〕3位🥉
54回〔2016愛媛〕ベスト8
55回〔2017福井〕準優勝🥈
56回〔2018茨城〕3位🥉
…………………………………
〔2019秋田〕準優勝🥈
※2020〜22はコロナ禍中止
〔2023北九州〕準優勝🥈
〔2024旭川〕3位🥉
〔2025神戸〕🆕
「優勝したい」この言葉を常に掲げ、臨んでやってきましたが2024年旭川大会の準決勝で福島教員と対戦し、あまりの強さにぽっかり穴が空いたような感覚になりました。「このチームを倒さないと優勝できないのか」あの瞬間、個人的にはやめる選択も考えました。ただ、その気持ちが切り替えれたのは山口教員団の方との飲み会での話でした。
「自分たちは子どもたちに還元するために生きている」
そんな熱い話をその日の夜にしました。優勝ももちろんしたい、その中でも私たちがやれることはあるんじゃないか。そんな気持ちになることができました。そこから2025年大会までの一年どんなチームを目指していくのかをチーム全体でミーティングし歩み始めました。
『感動を与え、応援されるチームになり、子どもたちの成長や夢の実現に貢献する〜生き様でも語れ!誰でもできることを、誰よりも一生懸命に〜』
この言葉を念頭に置いて、2025年大会に”全て”を出し切るため、田中HC(木曽川高校顧問)を中心に、週に一度の練習をより充実させ、練習試合や公式戦を通して、着実に力をつけていきました。そして、全国教員大会の組み合わせが決まった時には何か”運命”を感じました。山口教員、兵庫教員、福島教員と過去に決勝で敗れたチームと軒並み当たる組み合わせだったからです。
大会編はまた後日投稿します。




