#64 シンプルを強烈に

2024/12/29 12:55

書いた人:

#64 シンプルを強烈に

2024//04/25(木)、新チームが始まってすぐのタイミングでしたがInstagramのダイレクトメッセージからご連絡をさせて頂き、福岡県の「壱岐リトルソニックス」さんの練習を見学させていただきました。

▼【全国ミニバス】小学生とは思えないプレスディフェンス

近年全国ミニバスケットボール大会において圧倒的な結果を残している女子チームです。画面を通して映像からでも熱が伝わってくるような選手達の気迫、魂、どんな練習をしているかももちろんですが、どんな熱量で日々の練習をしているのかも自分の目で確かめたく、もときコーチに直接ご連絡をして福岡へ向かいました。

書籍、DVD、SNS、講習会、今ではバスケットを勉強するために沢山の手段がありますが、チーム運営は生き物で方程式通りにいかないことも多々あったりするので、やっぱり”人に会う”ことや”直接みる”ことで得られるものの方が遥かに多いです。そこから広がっていくことも多々あります。

時間帯は17〜19時まで、準備や片付けもあるので実質1時間45分ほどの練習時間でしたが初めて見た時に浮かんだ感想はまさに「強烈..」。4月で新チームがスタートした時期でしたがまるで明日にでも全国大会を控えているような緊張感と熱量で終始練習が進んでいき、あっという間の120分間でした。

「今の時代は色々な練習方法があって何を取り組むかはそんなに重要ではなく、どこに強いこだわりを持ってどう取り組むかが大切」だということを、言葉よりも現実として見せて伝えて頂けた一日になりました。やっぱり直接みることで得られるものは計り知れないです。

2024/9/30(日)には二回目の練習見学に行かせて頂きました。こだわりの強さ、熱量の高さ、一切妥協なしのコーチと選手達の一本勝負のような120分間なので、コーチの要求に対して選手達がどう応えていくかの攻防が観ていても本当に面白いです。

勉強に来ているコーチからして意識するポイントが観やすい場所からスタートする。練習の列が並んでコーチ側から見えないようにならない配慮をする。小学生ならここまでやろうよと、チームとしてこだわるポイントのレベルにやはり違いを感じます。

この日はINUYAMAで取り組んでいる5メンブレイクの練習を指導させて頂く時間を少しいただきましたが、その練習のなかで一人果敢にチャレンジしていた5年生の子がいました。「褒める」ではなく「認める」とよく仰られていましたが、厳しいトレーニングのなかでも本気で変わろうとしているその瞬間を絶対に見逃さず、驚きという表現で認められたあの瞬間は子供達にとってもの凄い原動力に変わるのだと思いました。

一回目も二回目も感じたことは共通で、「基準の違い」であり「こだわりの違い」であり「徹底の違い」でした。90%の人達がこれくらいで良いかなと思う基準、9%の人達がもうここまでやれば良いかなと思う基準、そこの物差しが違うからこそ残りの1%の存在になれるということを現実として見ることができたのがとても大きいです。ナンバーワンだけどオンリーワンですね。

初対面でしたがもときコーチには本当に快く受け入れて頂き、図々しくご自宅に二回も泊めていただき..(すみません🙇🏼)、そこでバスケットやチーム作りに関する沢山のお話もさせて頂けたことで自分の中で更なる広がりが生まれました。

お陰様で2/1-2/2には初めての福岡遠征が決まりました。今年の6年生の子達にも是非みて感じて欲しい空気感。たくさんのコトを吸収できる遠征が今からとても楽しみです。

そして今日はウインターカップの決勝戦ですね🔥

#日本一カッコいい素敵なチーム