#101 福岡遠征(後編)
2025/02/04 15:03

福岡遠征二日目。この日は壱岐リトルソニックスさんのフルメンバーとの練習ゲームから始まり、その後は合同練習という形でもときコーチに主にファンダメンタル面での熱いご指導をいただきました。
昨日の日記でも記載をしましたが初日はディフェンスの間合いやヘルパーの高い立ち位置に対応できず、また圧倒的な熱量の空間に面を食らいながら大きな刺激を受けた日になりました。
▼#100 福岡遠征(前編)
https://blog.inuyama-bbc.com/archives/1161
二日目のゲームにおいては昨日の課題を意識しながらトラップに対してはどのポイントで繋ぐかの認識を合わせながら、何よりも熱量とハードワークで上回れるように、何のためにここ福岡まで来たのかをもう一度再確認をして試合に臨みました。
修正ポイントについては前日のゲームと比較すると改善が多く見られましたが、壱岐の子達のルーズボールの気迫・オフェンス面でのスクリーン対応にかなり苦戦しつつ、最後は何とか粘って勝ち切ることができましたが改めて壱岐リトルソニックスの選手達、チームの質に驚かされました。
一切の妥協がなく求めるレベルが高いのでそもそものスタンダード(物差し)が違う。世界一を本気で目指し、男子に勝つことに目標を置いているチームが他とは圧倒的な差になることはむしろ当然で、指導者としてチームづくりをするうえで一番大切なことをゲームを通じて教えて頂いた気がします。
その後の合同練習は1時間本気の一本勝負のような時間。どんなメニューかではなく、どこに拘りを持ってそれを100%で毎回やり切れるかどうか。爪の先の先までクローズアウトすること。両手を肘を伸ばすまで上げること。下から掬い上げるように大きく見せること。何となくそこまでじゃなくサイドラインまで必ずやり切ること。INUYAMAとして足りていない部分を様々なメニューを通して炙り出して頂き、本気のご指導をいただきました。100パーセントの正解を知っているのに70パーセントで終わる理由はなく、その差がチームの差になるということを実感した1時間でした。差は難しいところじゃないと何度もお伝えしてくれましたがチームとして見直さないといけないところに改めて気付かされました。
観覧席から親が観ていることも考えてINUYAMAの保護者から見えやすい場所としてどこから始めたら良いのかも気を遣える選手になる。もときコーチが壱岐の選手達へ求める要求の高さがそのままチーム力の違いになることも痛感しました。
「お前達は勝たんといかんよ。負けたらダメ絶対。雰囲気も取り組み方もなかなか男子にいない。もっとプライドを持ちなさい。」
子供達に向けられたメッセージでしたが、この遠征のなかで最もハッとさせられた言葉でした。勝つことに対する執着、準備、物差しのレベル、INUYAMA BASKETBALL CLUBとしてもう一つ進化していくために必要なことを本気で伝えてくれました。
子供だとか大人だとか、男だとか女だとか、高学年だとか低学年だとか、そんなことは関係なく。「本気」のかっこよさと素敵さにとにかく突き動かされた2日間。
強化ゲーム、合同練習、懇親会、合間の食事、送迎..何から何までお世話になりっぱなしでもときコーチにはいつも頂いてばかりですが、必ず結果で恩返しします。
最後はタイミング良く福岡県大会の新人戦決勝(福岡大濠高校vs福岡第一高校)を全員で観戦することができました。
6年生は残り2ヶ月。豪華フルセットの福岡遠征で感じたことがたくさんあると思います。自分もたくさんあります。それを次に繋げよう。
この恩は必ずみんなで返すよ🔥
#tough
















