#284 百聞は一見に如かず

2025/08/06 18:30

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#284 百聞は一見に如かず

2025年7月29日(土)〜30日(日)は静岡県の焼津市で開催されたGR SUMMER CAMP 2025にジュニアの選手9人と参加をさせていただきました。

静岡GYMRATSのTコーチを始めジムラッツのスタッフの皆さんがコーチ陣となり、全国から集まった小学生〜中学生がバスケットの練習や共同生活を通じて人としての成長を目指すキャンプとなっていて、コンセプトとなっている「私生活=バスケットボール」は昔から今もなお受け継がれている考え方です。

初めて参加させて頂いたのは今から4年前の2021年。自分自身もスタッフ側で練習サポートして入らせていただきました。今でもしっかりと記憶に残っていますが「年上が年下の面倒をみる」や「私生活の習慣がバスケットボールに繋がっている」は当時から繰り返し繰り返しコーチ陣が話をしていたことで、GYMRATS選手たちの練習中の気遣いや常に周りをみながらできない子がいないか確認する姿など、参加したINUYAMAの選手たちにとっても自分にとっても刺激を大きく受けたキャンプでした。

このようなキャンプでは気心知れた仲間だけではなく、ほとんどが自分の知らないメンバーと一緒に練習や生活となる訳ですが、一番最初の頃はINUYAMAの選手たちにもかなり遠慮が見えて、周りに自ら声をかけて積極的に参加というよりは、教えられることをただこなすという受け身のスタイルになってしまっていました。将来を考えた時にこのままではいけないと感じ、コミュニケーションの大切さや自分たちのホームではない場所での振る舞い方について少しずつ指導のなかでも拘るようになり、声を出す習慣やタイマーや練習準備の気遣いなど練習に落とし込むようになりました。

今回ジュニアから9人の参加となりましたがINUYAMA日記への掲載も兼ねて参加レポートを書いてもらいました。

▼ #281 GR CAMP振り返り【リーダー編】
https://blog.inuyama-bbc.com/archives/3234

▼ #282 GR CAMP振り返り【中2編】
https://blog.inuyama-bbc.com/archives/3243

▼ #283 GR CAMP振り返り【中3編】
https://blog.inuyama-bbc.com/archives/3248

何度かこのキャンプに参加したり、Tコーチの定期指導を受けているメンバーが多いので最初の頃と比べると教えてもらうというよりも学ぶ姿勢で臨むことができたと思います。

子供達のレポートにもありますが高校からスペインに渡り現在はフランスで活躍している岡田大河選手始め、GYMRATS OBとして高校生・大学生の選手たちもこのキャンプに参加をしていました。彼らの練習に取り組む姿勢は本物そのもので、相手が誰であろうとも手を抜くことは一切なく、合間の時間にも自主的に高めたいところのトレーニングをおこなっている姿がありました。レポートの中に度々登場していましたが参加した子達の記憶にも深く刻まられたようです。

人が変わるキッカケに正解はなく、大きなものからほんとの些細なことまで人それぞれのタイミングがあります。キャンプ以降、少し練習の雰囲気が変わったような気がしています。このキャンプに参加した子達のなかで教えられてではなく見て心に感じるものがあったのかもしれません。

「百聞は一見に如かず」

本物は人を変えるチカラを持ってますね。感謝です。

🐭✨🙏🏻