#564 「思い」を「想い」に
2026/05/13 23:32
2026年5月12日(火)はジュニア全体練習日で、大森コーチの練習日でした。
1月にチームが始動してからの3ヶ月間は、第1タームとして「練習の基準を高めること」を主たるテーマにチームづくりを進めてきました。
そして4月からは第2タームへ。
練習一つひとつの強度を上げながら、チームDFやトランジションに繋がる内容にも取り組んでいますが、その中で4月からは大森コーチにも本格的に入っていただき、毎週火曜に熱いご指導をいただいています。
昨年度は上級生たちの存在もあり、なかなか主体的に取り組む姿が見られなかった今の3年生たち。
ただ、蓋が外れてからは少しずつ取り組み方にも変化が見えるようになってきました。
第1タームでは「頑張ること」がテーマでしたが、第2タームに入ってからは、
“どう頑張るのか”
“苦しい時にどう振る舞うのか”
そういった部分にもメスを入れていただいています。
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「思い」と「想い」
「思い」は、自然に湧き上がる感情や願望。自分の内側にある気持ちそのもの。それ自体は決して悪いことではありません。
一方で「想い」は、その気持ちを“誰か”へ向け、行動に変えようとする意志のようなもの。
“仲間を助けたい”
“この5人で勝ちたい”
“苦しい時こそ支えたい”
そんなふうに、自分だけではなく相手の存在がそこに生まれる。
だからこそ「想」という字は、「心」が土台にあり、その上で「相手」を支える構造になっているのかもしれません。
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今の3年生たちの課題は何か。
決して頑張っていない訳ではありません。ただ、個々の「思い」が強くても、それぞれが“点”のままでは噛み合わない。バスケットボールは5人でプレーします。
パス一つにしても、自分の出したいタイミング(自分のリズム)ではなく、味方との共通認識(チームのリズム)でプレーできるかどうか。苦しい時にどう声を掛けるか。意見をぶつけ合えるか。自分たちで良くしていくためのコミュニケーションが取れているか。
そこに必要なのは、自分本位の「思い」だけではなく、仲間へ向けた「想い」なのだと思います。
今日は大森コーチから、今の課題を解決していくために必要な要素が詰まった大切な話をいくつもしていただきました。
4月、5月上旬には各県のトップチームと対戦させていただき、多くの課題が浮き彫りになりました。
でも、だからこそ日々の練習があります。もともと伸びしろしかない年代。その結果に悲観的になる必要は全くありません。
現実を受け入れ、次に進むために何ができるかを突き詰めていく。それ以外に成長する方法はないと思います。
自分たちが勝てる相手に楽して勝って慢心するよりも、遥かに今後の人生にとって価値のある経験。逃げずに向き合い続ければ、必ず面白い変化が生まれると信じています。
大人ができることは、たくさんの“キッカケ”を与えられる環境をつくること。
そのキッカケをどう聞くか。どう感じるか。どう捉えるか。
最後は自分次第。
それでも前に進むから、人は強くなれます✍️


