#535 ラントレとゲーム体力

2026/04/14 23:04

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#535 ラントレとゲーム体力

2026年4月13日(月)はミニALL練習日でした。

新チーム始動から2週間が経過しましたが、例年にはないほど怪我人が続いており、なかなか全員が揃わない日々が続いています。

ただ、こういう状況こそチームとしての総合力を上げるチャンス。前向きに捉えてやっていくしかありませんね。

さて、先日ジュニアで参加させていただいたISC杯では、多くの指導者の方々とコミュニケーションを取る機会があり、改めてINUYAMA BASKETBALL CLUBとしての“当たり前”を見直すきっかけをいただきました。

これまでの練習を振り返ると、人数が多いからこそ一人ひとりの運動量を確保しながら効率化を図り、「待ち時間を減らすこと」に重点を置いてきました。

その一方で、同じメンバーでコートを何度も往復するようなラリー形式の練習は、大会が近づくまではあまり取り入れておらず、1往復半〜2往復で終わるメニューが多くなっていました。

ミニのカテゴリーでは大きな問題として感じることは少なかったものの、ジュニアになると「練習では走れているのに、試合では息切れしてしまう」という場面が目立つように感じていました。
ます。

トランジションの走り出しやラントレで身につくものと、実際の試合の中で何往復も攻防を繰り返す中で求められる体力は、やはり別物です。

▼ラントレによって主に身につくもの

① 心肺機能(持久力)
長時間動き続けるための土台

② 一定リズムで動き続ける能力
同じ強度を維持し続ける力

③ 回復力(リカバリー能力)
「きつい→少し回復→また動く」力

④ メンタルの耐久力
単調でキツいトレーニングをやり切る力

▼ゲームで求められる体力

① 瞬発力(スプリント能力)
・一歩目の速さ
・一気に加速する力

② ストップ&ゴーの反復力
・止まる → 動く → また止まる

③ 判断しながら動く余裕(認知×体力)
・見る
・考える
・判断する

④ 不規則な強度変化への対応力
・急に全力
・急に止まる
・接触
→予測できない動きへの耐性

この日は、オールコート3対3を1分間ゲームとして設定し、常に高い強度を保てるようなルールで実施しました。

たった1分でも、終盤になるにつれて一気に体力が削られ、判断ミスや技術的なミスが増えていく。まさに試合と同じような現象が起きていました。

このようなトレーニングを継続していくことで、今のチームに足りていない“ゲーム体力”を補っていける手応えを感じました。

そういえば、自分自身が現役時代に一番きつかったのも「ノードリブル3対3」だった記憶があります。

当たり前のことではありますが、人数や効率性を求めるあまり、気づけば抜け落ちていた視点でもありました。

1分〜3分という短い時間設定の中でも、待ち時間を減らしながら強度を担保する工夫はまだまだできるはずです。

常に見直し、常に改善。

積み重ねていきます✍️