#8 水泳カードの発想から
2024/11/03 11:57

ハンドリングクエスト
バスケットボール選手としての土台となるファンダメンタル。シュート、ドリブル、パスだけではなく繋ぎ目の技術やボールの持ち方、ピボット、姿勢も含めて。ミニバスの年代だけ必要ではなくどの世代やカテゴリにおいても勝負を分ける最も重要な要素だと考えており、特にジュニアチームを立ち上げてからはここが脆いとどれだけ積み重ねたところで崩れやすく、ここがしっかりしているとブレにくいものになると実感しています。
できるだけ低学年のうちからファンダメンタルを身に付けさせておきたいという理想がある一方で、現実としてはリーグ戦や公式戦がある中でファンダメンタルに注力するための時間をなかなか確保しづらかったり、団員数が増えてくるとできるできないの差が生まれやすく、コーチ陣が沢山いると分担できたりしますが、グループ分けとスタッフの役割分担は簡単にできる訳ではないため一筋縄ではいかない難しさも抱えていたりします。
そんな課題を解決していくために今年度から始めた試みがHANDLING QUEST。ハンドリングと食べることに関しては鬼の三浦コーチがプロジェクトリーダーを務めており、コーディネーション能力の向上やファンダメンタルの強化を目的とした取り組みです。自分自身の身体やボールを思った通りにコントロールするための練習を月ごとのお題形式で取り組みます。
#ボウルでご飯を食べる
#生涯食トレ
#三度の飯より飯
#バスケットボウル
https://inuyama-bbc.com/handlingquest
「ハンドリングクエスト」では愛知では全国常連の昭和クラブさん(女子)のハンドリングのメニュー(最後の6個)を取り入れさせて頂き、全選手がタイム毎にLv1〜Lv5に振り分けられ、レベルが上がるごとに色違いのシールを獲得できる仕組みとしてみました。柔道でいえば帯の色によってレベルが分かることをイメージしています。
チャレンジクエスト
「チャレンジクエスト」では月ごとに三浦コーチから課されたお題に選手が挑戦し、お題を達成するとクエストシールが獲得できるという形です。
発想としては小学生の時に貰っていた水泳カードで、ゲームをクリアしていく感覚の中で自然と大切な技術を身に付けていくことを目指していきます。
スタートして半年。クラブ全体としてファンダメンタルの向上に関しては明らかに効果がで始めていると感じます。良かったところも思い通りにいかなかった点もやってみて初めて分かることがありますが三浦コーチがすぐに改善してくれているのがとてもありがたいです。全体練習の一部分と連動していきながら、細かなディスカッションをしつつ毎月のお題選定をして頂いています。
チャレンジクエストのお題をInstagramの非公開アカウントとしたことで親御さんの携帯電話に依存する形になってしまい、遠征などでそもそも日々忙しい6年生の子達にはなかなか取り組みづらくなってしまったのは自分自身の反省点ですが、クラブ全体として見た時には良かったことばかりでここから改善しつつも広げていきたい試みの一つです。
今後はシールの獲得枚数やレベルによってアイテム(Tシャツ、タオル、リストバンド等)と交換できるような展開に持っていきたいです。千里の道も一歩から。引き続き沢山の人達の協力をもらいながら今できることを全力で取り組んでいきます。
#成長 #育成 #バトル #収集 #交換







