#267 99%の準備力
2025/07/20 17:51

2025年7月19日(土)は🔴RED DOGS前期リーグの第3節、第4節の日でした。前回6/28の試合では初戦の緊張感と重たい雰囲気からバスケット自体がチグハグになってしまい自分たちが準備してきたことを出すことができませんでした。
次の試合まで約3週間ほど時間があったのでまずは自分たちの課題点を明確にするために二回グループワークを開き、客観的に動画を見返すことで出来ていたところと修正点をチーム全体で振り返りました。各グループで意見をまとめてリーダーが全体へ発表する形式でおこないましたがこうやって冷静に振り返ると理解できていることが多かったので、ゲームの中で相手の妨害もあるなかでいかに自分達の流れに持っていくかという点で、メンタルトレーナーの方の話も交えながら準備を進めてきました。
スタッフサイドの反省としては前期リーグでは「ディフェンス」と「トランジション」をテーマに準備を進めてきましたが1部リーグの強豪チーム相手に何度も何度も速攻を仕掛けられる訳ではなく、ハーフコートのオフェンス部分においてのポイントが不明確なまま臨んでしまったことでオフェンスが停滞しました。特にボールマンがアタックする際のオフボールマンの動きでギャップを狭くしてしまい引っ掛かってターンオーバーの場面が目立ったので、この3週間のなかでハーフコートのオフェンスの中の分解練習を多くし、簡単なエントリールールを設けて改善をしました。
また、本番の独特な緊張感があるなかでウォーミングアップ含めてふわっと入ってしまったことも大きな要因で、今年はできるだけ自由に伸び伸びというスタイルで4月から子供達とも接してきましたが締めるところは締めるという点で練習の中にもう少し緊張感を持たせることは意識し、楽しい中での厳しさを出せるようにアプローチをおこないました。
▼試合結果
第3節 INUYAMA 36-34 豊明 ◯
第4節 INUYAMA 40-23 田代 ◯
両チームとも身体能力が高くボールを持った選手が積極的にドライブで仕掛けてくるため、ある程度の攻撃パターンを事前に映像で確認し、ディフェンス面ではボディアップとギャップヘルプの練習を多くおこないました。スピードに乗らせてペイント内まで侵入されると止められないため、事前に体を当てることでスピードに乗らせないように心掛け、隣のディフェンスがドライブラインに必ず入ることでエルボーまででストップをしてキックアウトをローテーションで守る準備をして臨みました。
豊明戦は前半8失点、田代戦は前半3失点、レイアップされるシーンはほとんど作られずタフショットに持ち込むことで2ゲームとも非常に良い展開に持っていくことができました。豊明戦は3Qの大崩れで一時はどうなることかと思いましたが何とか逃げ切り、、一つのミスで全員のプレーが消極的になり前半上手くやれていたこともできなくなることはメンタル面でも今後の課題です。特にオフェンスリバウンドが後半0に近い数字で取りにいく意思もなかったため田代戦に向けて取れなくても触りにいくメンタリティで臨むように修正をかけました。お陰でこぼれ球の得点や取れなくてもボールデッドになり速攻をされないなど、終始有利な展開で試合を進めることができました。
4Qには選手交代をしつつ全員をコートに送ることができ、短いながらも体を張ったディフェンスとルーズボールや、ワンチャンスをモノにする得点など見せ場をつくってくれました。リーグ戦でプレータイムを多く確保できていない子達もいますが同じ熱量で練習に取り組んでくれているからこそ、短い時間でもチャンスは与えたいです。だからこそ最初にコートに立つ10人、そしてベストとして出る5人は想いを背負って目の前の勝負に全力で向かい合って欲しいですね。
残るはあと1試合。しっかり勝ち切って表彰式の切符を勝ち取りましょう👊🏻


