#270 助け合いと応え合い
2025/07/23 14:53

2025年7月22日(火)はジュニア全体練習日でした。この日は自分が最近気になっていたこととして、練習前にチームとして大切にしたい価値観の話をしました。
2025年1月、新チームが始動したタイミングでリーダーミーティングを実施し、以下のルールを設けました。
✅19時に練習を開始する
✅遅刻又は欠席は事前に連絡する(基本は選手から)
✅体育館へ来たらホワイトボードの名前の横に◯を書く
また、リーダー陣が話し合いをしてチームルールを作ってくれています。
▼#86 U15 TEAM RULE 10
https://blog.inuyama-bbc.com/archives/1082
グループワークをスタートさせた第一、ニタームは各リーダーを中心に意識高く取り組んでくれていてチームとしての基準がグッと高まってきていましたが、ここ1ヶ月ほどですが自分たちで決めたことことが少しずつルーズになってきていると感じていました。
今日も何となく集まりタイマーをスタートさせたのが19時5分頃のタイミングで練習開始ができる準備が整ったのが19時10分前、そしてホワイトボードの名前の横には◯がほとんど書かれていない状況でしたので集合をかけました。
送迎に関しては親御さんの仕事の都合や家庭の都合があるため精一杯のなか来て頂いている分、遅れてしまうこと自体は全く問題なく、それを早くすることは求めません。
子供達に伝えたのは、体育館の鍵を開けるのも、ゴールを出すのも、ホワイトボードを準備するのも、柵を用意するのも、雑巾がけをするのも、自分以外の誰かが既にやってくれているからこそ、すぐに自分が練習へ入れることができているという自覚を持つこと。そこに感謝の気持ちを持った行動を取って欲しいということです。
遅れて来た時はまずは急ぐ、練習前の準備を誰かがやってくれたからこそ練習の合間の用意は自分が率先して動いてみる。練習後の片付けは代わりにやる等、それがバスケットボールと同じく「助け合い」で「チームワーク」だと思っています。誰かがやってくれて「ありがとう」という想いがあれば、必ずその後の行動に現れます。
ここ数週間はそんな気遣いが見える場面がほとんどなく、やる子がとことんやり、やらない子は自分の用意と準備だけに集中している場面が目立っていました。どこかで話そうと思っていましたが今日このタイミングで伝えました。
INUYAMA BASKETBALL CLUBはコート内のスタッフのみならず沢山の人達の助け合いや協力で成り立っているチーム。だからこそ、善意でやってくれることがいつの間にか当たり前になってしまうことはあってはならず、互いが敬意を持ち合って応え合うことが大事だと考えています。
今日のような話は本来誰かに強制されてやるものではなく、やってくれた人達の気持ちや想いを想像することで自然と行動できるのがやっぱり理想です。だからこれ以上同じ話を何度も強く伝えることはしないですしこれをキッカケに気付いたり変わったりしてくれたら嬉しいです。
どのチームでも共通で大切にされているものではないかもしれないですが、INUYAMA BASKETBALL CLUBとしては最も大切にしたい価値観の一つなので日記にも書いてみました。
今一度気を引き締めていきましょう📝

