#90 港リバーズ交流会

2025/01/24 13:20

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#90 港リバーズ交流会

2025年1月19日は名古屋市立柳小学校でおこなわれた港リバーズさん主催の交流会に参加させて頂きました。

今年度は春先から定期的に港リバーズさんとは交流させて頂いていて、スピードと外のシュートに加えて170を越える子達が2人いるため、高さのないINUYAMAにとっては対戦する度に成長のキッカケをいただけています。

練習試合でももちろん勝ちを目指していきますが、何度も何度も対戦させて頂いていることから、この攻め方はうまくいくだろうか、この守り方だと効くだろうか、という試したい部分の効果検証をおこなえるのもありがたく、何かを隠して最後を迎えるよりもお互いが持っているものを出し合うことで、それに対するカウンターの重ね合いから、もう一歩もう一歩と成長していける未来の方が個人的には望んでいます。

以前、いずみクラブの青井コーチから「合同練習や練習試合のときに対戦相手の方のベンチに入る(監督を入れ替える)と自チームの強み・弱みが分かるから面白いよ」と言われたことがありますが、こういうマインドでやっていく方がコーチ自身も伸びるスピードが高まりますし、おのずとチームや子供達に還元されていくものなので、「オープンマインド」が成長を加速させるための一つの鍵だと思います。

▼試合結果
INUYAMA 37-42 港 ●
INUYAMA 28-40 フジ ●
INUYAMA 48-51 SHINO ●

この日は港リバーズさんに加えて愛知一位のフジさん、京都一位のSHINOさんと高レベルの3チームとの対戦でした。結果的には3敗でしたが、ゲームの内容を振り返るとポジティブな面も多く、また改善点もより明確になったので良い一日になりました。

県大会の決勝リーグを踏まえて失点数を考えるとディフェンスは機能している一方で、ハーフコートオフェンスの停滞が良くない流れを招いて後半に逆転されるという展開が続きました。レベルの高い相手に対してディフェンスからの速攻は何度も何度も出せる訳ではないので、年明けからはハーフコートのオフェンスの練習にフォーカスを当てていて、スペーシング、ペイントタッチ、キックアウトからの攻防、オフボールの動き、どこを視野にいれておくかなど、DFの状況を見ながら判断するトレーニングを重ねています。

この日はハーフコートのディフェンスに切り替えてトランジションオフェンスは出来るだけ押さえ、5対5の中でいかにディフェンスを崩しながら良いシュート(オープンショット)が打てるかというテーマを持って臨みましたが、良い効果が見られました。より高い確率のショット選択という面ではショートコーナーへの合わせや、コーナーにいる選手達の気遣い(パスラインをみてポジショニングを変える)が出てくると更に高まると思うので、この辺りを練習メニューのなかに取り入れていきます。行く・行かない、出す・出さない、だけではなく、その狭間にある駆け引きを覚えていけると良いですね。

東海大会まであと一カ月。
もうひとつ成長がありそうです🔥