#204 キッズサポーター養成講習会
2025/05/18 14:47

本日は磐田南高等学校で行われた、キッズサポーター養成講習会に参加しました🏀
〜はじめに〜
キッズサポーターとは❓
(公財)日本バスケットボール協会(JBA)が、より多くの子どもたちが運動遊びやスポーツを楽しめるプログラムを作成し実施することができる人材の育成を目的に、近年に新設されたJBA公認コーチライセンスです。
※HPより一部文
本日行った内容は❶〜❸です。
❶
9:00~10:20 講義
オリエンテーション・キッズサポーターについて
子どもたちの「楽しい!また来たい!」を生み出す環境作り
1キッズサポーターとは
2幼児期・小学低学年期の子どもの特徴
3『楽しい!』を考える
4スムーズな練習進行のためのポイント
→以上の内容のお話を聞き、特に印象的だったお話を紹介します🤗
⚫︎ラーニングピラミッド
https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/
この言葉を聞いた事があるでしょうか?
私はこの講習で初めて聞き、そして衝撃を受けました…
ラーニングピラミッドの図を見ながらだと1番わかりやすいので写真も添付しておきますが、何かを勉強する時小さい頃は学校の先生の授業を聞きながら行う、いわゆる【講義】を受けます。この【講義】の学習定着率がわずか5%😱
※ピラミッドの1番上の所です。
それに対して他人に教える事で学習定着率が90%に跳ね上がるというびっくりの結果😂
※ピラミッドの1番下の所です。
つまり、物事を他人に教えるためには、自分でしっかりと内容を理解していなければなりません。
このお話を聞いた時、いつも犬山でやっている練習スタイルをふと思い出しました。
いつもの練習では、子供達がお手本を見せてくれる時間があります。
挙手制でやりたい人をコーチが当てたり、お手本をやってもらう人をコーチが選んでやってもらうことがありますが、まさにこれ。
A 頭では分かっていてできる子
B 頭では分かっていてもできない子
C 頭では分かっていなくてもできる子
D 頭では分かっていなくてできない子
→A〜Dのどの子がやってもみんなにメリットがあります。
例えばAの子であれば、みんなの立派なお手本になります。Aの子を見て、真似をする子が出てくる事が予測されます。
Bの子であれば、できないけどもう少しでできそう。あとこういう所ができれば!とBの子は思うかもしれません。Bの子がお手本をやっている時に、他の子はBの子が失敗した所は間違えずにやってみよう!と考えてくれる子が出てるかもしれません。
Cの子であれば、なんであの子できたんだ?と見ている周りの子は思うかもしれません。頭では理解していなかったけど、Cの子を見て自分はちゃんと理解をしてから練習してみよう!と考えてくれる子が出てくるかもしれません。
Dの子であれば、私がお手本を見せてあげたいと思う子が出てくるかもしれません。Dの子にやってもらった後、Aの子がお手本を見せてくれた場合、Dの子は悲しくなったり恥ずかしいと思うかもしれません。
大人がお手本を見せて、『さあ、やってみて!』という教え方もたくさんあります。ただ、育成年代の子供達が自らお手本やりたい!と言ってくれて、それを真似した子供達がどんどん上達していく姿を見ていくのも面白そうではありませんか?
❷
10:30~11:30
子どもたちを惹きつけるファンドリル① 実技
❸
11:40~12:40
子どもたちを惹きつけるファンドリル② 実技
❷・❸ではグループに分かれて与えられた議題に対してディスカッションや発表をしたり、講師の方から子供達へのトレーニングとして行った方がいい練習内容を教えてもらいました。
参加者の年齢層は幅広く、1番下は高校生から50〜60代ぐらいまでの方までみんな一緒に行いましたが、ファンドリルという名の頭の中が混乱する身体も頭も疲れるトレーニングでした。笑
最後に4〜5人で1グループに分かれて、各1人ずつJBAが推奨する練習内容をグループのみんなの前で説明し、実際にやってもらって自分の指導や声掛けが
1 良かったか(GOOD)
2 もっとこうした方がいい(NEXT)
以上2つの分類分けをして、指導をしてくださった方に他の方がフィードバックをするというなんとも恥ずかしいようで、いつもの指導の現場ではなかなか体験できないような事を経験できました😏
いくつか取り入れたら面白そうなメニューやアイデアを頂きましたので、次の練習から早速やってみたいと思います🤭
