#358 応援をエンジンに

2025/10/19 15:16

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#358 応援をエンジンに

2025年10月18日(土)は朝から試合の一日でした。午前中は今年度から新たに導入されたルーキーズカップ。ジュニア選手権に出場する下級生は含まれていないので本当の意味での新人戦ではありませんが1、2年生だけで臨む大会はジュニアとしては初でありがたい機会です。INUYAMAは選手権を3年生、ルーキーズカップを1、2年生と分けているため新チームでの戦いとなりますが初戦を戦いました。

▼試合結果
INUYAMA 99-12 日進TQ ◯

U14は3ヶ月前におこなわれた交流会ではチームとしても全くまとまっておらずゲームの内容もチグハグなところから何度もミーティングを重ねて立て直しを図ってきました。練習への向き合い方、準備・片付けへの向き合い方、課題はまだまだ色々とありますが徐々に個々もチームとしても変わりつつあるのは感じ取れています。3年生の選手権が終わればあっという間に代が変わっていよいよ最終学年になります。色んな意味で伸びしろしかないメンバーですがこのルーキーズカップを通して一つのキッカケを掴んで欲しいと思います。この日は全員出場で勝利することができました。シンプルに誰でもやれることを全力で頑張って次も勝利に繋げていきましょう。

夜はISC PANTHERSさんとLポート可児で3時間みっちりと練習ゲーム。先日の衣台カップの時に急遽お願いさせて頂きましたが快く引き受けていただき豊田から足を運んでくれました。今年のISCは4Q終盤まで落ちない運動量と高いディフェンス強度、それに加えて圧倒的な外のシュート力と愛知県トップレベルの強さを持っています。ジュニア選手権前の大事なタイミングで練習試合という形でやらせていただける事はとてもありがたく、色々な戦い方を試しながら収穫とヒントをいただけた時間となりました。

1試合目は何とか前半粘りつつ10点差で折り返すことができましたが後半からガード陣へのハイプレッシャーからミスが出て連続得点で突き放される展開になりました。INUYAMAは2線が高い位置で且つギャップに立ちながらディナイをしてくるチーツに対して苦戦する傾向がありますが、この試合の後半もラインを上げているディフェンスに対してサポートの意識が少なく結果として間延びし孤立という状況が続きました。

結果的には個人の1対1をさせられる展開となり苦しい攻めが続いたので、次の試合では同じ状況になった場合のサポートの仕方を修正して臨みました。

間延びして孤立する、全員が貰いにいくことで狭くする、どちらの状況も避けるために、まずは真ん中でボールを繋ぐ選手を固定してボール運びを3人で解決するよう修正し、且つハーフコートオフェンスになった際も2線がディナイすることで空く真ん中のスペースを逆サイドから飛び込むことでペイントタッチをすることを目指しました。これが功を奏して1試合目とは違う展開となりパスでのペイントタッチが増えたことでGOODショット、オフェンスリバウンドの回数が上がり1Qをリードで折り返します。2Qも点の取り合いとなり最終的にはラストポゼッションで逆転を許し3点差での敗戦となってしまいましたが次に繋がるゲームをすることができました。

今年度もたくさんゲームをさせて頂きましたがこうやって試合のなかで成長を感じられたのは初めてかもしれません。3時間みっちりとバチバチにやって頂いたISCさんに感謝しなければいけませんし選手権前に大きなキッカケを貰えたことで来週から更に質の高い準備に繋がります。

3年生はいよいよラスト。このメンバーでこのチームでバスケットボールができる最後をどのように締めくくるか。応援してくれる沢山の人たち、自分達に関わってくれた全ての人たち、今日も朝から晩まで大森コーチが審判のサポートをしてくれ、1、2年生も応援に駆け付けてくれました。

みんなに感謝の思いが伝わるプレーを期待したいですね。

あと一週間🔥