#431 気持ちが一番
2025/12/31 14:01
2025年11月1日(土)、INUYAMA BASKETBALL CLUBの総監督である三島コーチが天国へと旅立ちました。享年74歳でした。
ジュニア選手権に向けた調整で、この日はいつもの通りLポートで練習をおこなった後、家に帰宅し食事を取っている最中での突然の訃報連絡でした。
一年前から体調を崩され、入退院を繰り返していましたが、その10月上旬に会いにいった時にはまだまだ元気で、「今年は二度目の代々木に連れていきますからね」などと笑い合いながら話していました。そんななかでの連絡に、この日は受け止めることなどできませんでした。
あれから1ヶ月半が経とうとしています。気持ちの整理はなかなかできずにいましたが、時間は止まっても戻ってもくれません。U15のジュニア選手権、U12の県大会と目まぐるしい日々のなかで、日記には中途半端なことを書きたくなかったので、敢えて何も触れずにいましたが、今年ラストのタイミングで書き留めておきたいと思います。
三島コーチからINUYAMA BASKETBALL CLUBのバトンを引き継ぎ、来年で10年の節目を迎えようとしています。お手伝いから始まり、アシスタントコーチの経験を経て、2020年からはヘッドコーチという立場になりました。
当時、何の知識も経験もなかった22歳の若者に、これまで自分が育て、一つひとつ創り上げてきたチームを任せようとしてくれたところが、三島コーチらしさでもあります。
見守り、時に必要な瞬間にだけアドバイスをくれ、自由にやらせていただけたことで、たくさんの成長も失敗も自分ごととして捉えることができました。そのおかげで、三島コーチが創り上げてきた土台のうえに、自分なりの色を加えることができたのだと思います。
今回の訃報を受け、本当にたくさんの指導者の方からご連絡をいただきました。繋がりを大切にしてきた三島コーチだからこそ、これだけの人たちから愛され、それが子供達へと還元されていたことを改めて実感します。
分厚いピンク色の手帳にビッシリと書き記してあったメモを見て、指導者として勉強し続けることの大切さを知りました。何歳になっても、どんな指導者からも、どんなチームからも素直に学ぼうとする姿勢が、INUYAMA BASKETBALL CLUBの全ての土台であり、そのお陰で生まれた「繋がり」が、今のクラブの何にも変え難い「財産」となっています。
初めて胴上げできた代々木。喜怒哀楽を見せるのが得意ではない三島コーチですが、ラストミーティングでは「連れてきてくれてありがとう」という感謝の言葉とともに、目からは涙が見えました。
たくさんの苦労があった中でも、粘り強く続けてこられ創り上げてきたこのチームで、たった一回きりでしたが、あの場に連れて行くことができて本当に良かったです。
あの時もらった盾は、三島コーチたっての希望で天国へと持っていかれました。ご家族からその話を聞いた時は嬉しかったですね。手元にはなくなってしまったので、もうひとつ取りにいかないといけませんね。
バスケットを通じた人間力の育成。ポジションレス。全員ガード。10年前から三島コーチが言われてきたことが、時代をこえて今のトレンドになってきました。
温故知新。故きを温ねて新しきを知る。三島コーチがつくってくれたこの土台に新しい種を植えていき、まだ誰も見たことのない花を咲かせていきたいです。そのために、やれる事は全部やろう。今は支えてくれる仲間がたくさんいます。
2025年、ジュニアもミニも「あと一歩」が届かず悔しい思いをしました。支えてくれた人たちに、もう一歩先を届けられるように、目の前のことに全力で向き合いながら頑張っていきます。まだまだ教えていただきたかったですが、前を向いて、2026年も走り抜けよう。
INUYAMA BASKETBALL CLUBをどうかよろしくお願いします🙇🏼
#気持ちが一番
































