#307 練習計画の立て方
2025/08/29 23:28

本日は、B級コーチ講習会で学ばせていただいた練習計画の立て方をINUYAMAのコーチ陣へ共有する記事です。
普段から感覚としてやっている部分もあると思いますが組み立てのフォーマットとして参考になります。当日の指導実践では、各コーチが5分の持ち時間でおこない(メニュー自体は自由)、時間配分的にはオープニングで1分、ボディで3分、クロージングで1分程度でした。
練習の目的を伝え、達成するために必要なポイントをキーワードとして準備(言語化)し、失敗体験から成功体験へと導くことで技術を習得させていく流れになっています。
ピラミッドストラクチャーのような形で習得させたい技術や戦術に対して、それらを構成する要素を常に頭でイメージしながら指導ができるようになると良いですね。
#日々勉強📝
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▼事前準備
①ゴール設定
→ 選手に何を学ばせたいか
例)OFにリバウンドを取らせない
②キーワード設定
→ ゴール達成のために何をすべきか
例)ヒット、ボックスアウト等(最大3つまで)
③環境設定
→ 失敗が40%程度起こる環境を作る
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▼指導
- OPENING〈練習の始まり〉
✅安全確認をする(怪我、体調等)
✅練習メニューを伝える
✅ゴール設定を伝える
✅やり方を説明する
- BODY〈練習の中身〉
✅シンクロコーチング(プレーを止めない)orフリーズコーチング(プレーを止める)
✅GOOD・BADの明確化(何が出来ているからOK、何ができていなからNG)
✅選手に対する質問(設定したキーワードを引き出す)
✅失敗体験→成功体験をデザインする
- CLOSING(練習の終わり)
✅ゴール設定の再確認をする
✅キーワードの再確認をする
✅フィードバックをする(GOOD・BAD・NEXT)
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