2025年10月30日(木)はミニ・ジュニアともに練習日でした。ジュニア選手権の2回戦が11/3月曜と迫ったなかでおととい火曜日の練習は全体的に集中力に欠ける場面が目立ち、スリーメンでの簡単なシュートミスやゲーム形式の練習のなかでもオフェンスディフェンスともにエラーが出てしまい終始締まりのない練習となってしまいました。

ここ最近では選手権に向けて体幹・ラントレ・ディフェンスと強度を高めるためのトレーニングをウォーミングでおこっていましたが少し慣れが出てきて悪い意味でルーティンのような取り組みになっていたので今日の練習では思い切ってウォーミングアップのドリルを変更し、シュート・パス・コンタクト・ランが複合的に絡み合ったメニューを考え、雰囲気を変えてみました。メニュー自体は難しいものではありませんがボールを2つ使うなかで、走る、当たる、コミュニケーションの要素が含まれる分全力で取り組めば自ずと息も上がるメニューで雰囲気と含めて良い効果が出ていたように思います。最終的には今日のメニューを3ボールを使いながらおこない、時間制限のなかで何本シュートを決められるかという勝負まで持っていければと考えています。

ウォーミングが終わったあとは選手権で鍵になると伝えている「リバウンド」の部分を重点的にトレーニングし、オフェンス側もディフェンス側も改めてチームのルールを再確認しました。シューター役をひとり置くことでシューティングの要素も練習のなかに入れながら、チームオフェンスの中でどのようにリバウンドに飛び込んでいくかを確認し、取れなかった後にも速攻をされないようにどうディフェンスへと繋げていくかを共有しました。

大森先生のコメントでもあった通りこの一週間二週間の短い時間のなかで圧倒的に成長するというのはなく、どれだけ細かな質の部分も高めていけるかがポイントになると自分も考えています。分からないことを覚える段階ではなく、分かっているけどできない時があるものを一つ一つ潰していき、少しでも精度高くしていける期間だと思っているので選手たちにもそれを求めていきたいです。今はどんどん失敗をして良いという段階ではなく、どれだけターンオーバーを減らし良いショットで終われるかという点を週末の練習では拘ってやりたいですね。

まだまだ簡単なミスが起きていますが徐々に高めていきながら。ベンチワークも含めてN字曲線を描きつつ、ピークを持っていけるようにやっていきます。

※写真がこれだけでした