#196 ギターで得た学び🎸
2025/05/10 14:32

今日は日記ではなく「成長」に関して最近よく感じることをまとめてみたいと思います。
#144 衝動買いとは..
https://blog.inuyama-bbc.com/archives/1659
以前の日記でも書きましたが仕事の合間で寄った楽器屋さんで触発されてギターを衝動買いをしてからはや2ヶ月。仕事や練習の合間で練習をしていますがアコギでコードを鳴らすだけだった学生時代から少しチャレンジしてみようとエレキギターに日々苦戦しつつもトライしています。
最近はとても便利な時代でYouTubeで検索すれば沢山の曲の弾き方が何パターンも出てくるので、進んでは巻き戻して繰り返しながらやっています。
そんなことはどうだって良いのですがここからが本題で、ギターの練習を続けていると、「成長の仕方」に関して、普段バスケットを通じて子供達と関わっている時と同じような感覚になることがあります。
普段子供達と毎日触れ合っていると本当に成長しているかわからない時が一定期間あり、それが続けているとある日突然できるようになったと感じる場面が多々あります。今日も同じ失敗を繰り返していたはずなのに、1ヶ月くらい経ったある時に出来なかったことがクリアになってくる時があります。
▼ 菊池雄星が考える上手くなる瞬間
https://note.com/nora__teacher/n/n7e7d43340328
毎日コツコツと練習することでコツコツと成長をしていく訳ではなく、継続する中でコツを掴み、ある日突然成長するということを菊地選手も話していましたが、まさに同じような感覚でギターを練習していても全く同じ場面に遭遇をします。
こんな遅いスピードで..手も言うことを聞かない..今日もできないな..と思っていてもなんとか続けているうちに「あれ..?」と思う瞬間がやってきて、コツを掴むと筋肉にも記憶されるからなのか動きを忘れないようになります。
バスケットの練習において、自分が指導者になったばかりのタイミングでは日々新しい動きや子供達の新鮮さ(飽きさせない)を求め過ぎて反復練習をあまり重視していなかったのですが最近は考え方を変えて、2週間〜1ヶ月のスパンで同じ練習メニュー(入口を変えることはありますが)を繰り返すようにしています。何も考えずにできるようになったことの反復練習は優先度としては低いですが、できるようになるまでのものに関しては繰り返すようにしていて成長を感じやすいです。
①形を覚える段階(動きが遅い)
②全体像がイメージできる段階(スムーズになる)
③細かな点を意識できる段階(少し遅くなる)
④無意識にできるようなる段階(速度が上がる)
ギターに置き換えてみれば分かりますが、①の段階で速さを求めても全体がイメージできていない分できないのも当然で(やっても雑になるだけ)、どのタイミングでどういう声がけをするからは指導者側に求められるスキルですね。反対にできるようになったことはより強度や質を高めていく必要があるので子供達が今どの段階にいるのかを適切に見極めることが大事だと思います。
今日はギター練習を通じて学んだことの共有でしたが、どのギタリストの方も最も重要で多くの人が躓きやすいと述べていたのは「弾く時の姿勢」でした。バスケットでいえばパワースタンス。この土台が違うだけでその先のパフォーマンスが変わってくるのはどの分野でも同じですね。

