#392 数値化で見えるモノ
2025/11/22 14:32
2025年11月21日(金)は、ミニPRIME/NEXTの練習日でした。
県大会に向けてRED DOGSはここからさらに強度を高めていく期間に入ります。オールコートでのトランジションメニューや期間限定のラントレを通じて脚力・体力を底上げし、これまでのプレーを“より高い精度で出し切る”ことを求めていきます。
数年前から、ひとつひとつのメニューをできるだけ数値化し、毎年のレベルや到達度を客観的に測れるようにしてきました。具体的には、次のような目安があります。
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▼1分間スリーメンの目安
• 一般的なコート: 11〜12本IN
• 少し狭いコート: 12〜13本IN
▼コート1往復ダッシュの目安
• 一般的なコート: 10秒以内
• 少し狭いコート: 9秒以内
▼ハーフコート3メンの目安
• 一般的なコート: 1往復6秒以内
• 少し狭いコート: 1往復5秒以内
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これらはあくまで“ディフェンスがいない状況で、判断を伴わない練習”における基準値です。シュート・ドリブル・パス・キャッチのようなファンダメンタルのミスが一切なく、なおかつ全力で走り切れたときに到達できるライン。だからこそ、新チームが立ち上がった段階からこういった数値をどこまでクリアできるかで、世代ごとのファンダメンタル(土台)の強さを測ることができます。
そしてチームづくりの最終段階では、これらの基準を“達成していて当然”という土台の上に、スキル練習や戦術理解を積み上げていくことが重要になります。
これまでのOBたちも、期間限定のラントレや高強度トレーニングを乗り越える中で、見える景色が一段階変わっていきました。ミニ年代では神経系を伸ばすコーディネーショントレーニングが最も効果的なので、普段の練習ではそちらを優先しますが、県大会前だけは特別な時期。身体と心を“もう一段”引き上げるための大切な時間です。
今日は30秒9タッチ-30秒休憩の3セット+55秒5往復をはるが全て走り切りました🔥
苦しいときこそ、仲間のために声を出し、チームをプラスに動かせる存在が増えていくことを期待しています。
