#391 環境づくりは背中から
2025/11/21 23:36
2025年11月20日(木)は、ミニもジュニアもそろっての練習日でした。RED DOGS県大会まで残り3週間を切りましたが、今日の日記は「環境づくりは背中から」というテーマで記してみます。
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ミニの6年生は、11/17月曜日のALL練習で“コミュニケーションの3S”を伝え、残り期間に向けたマインドセットを行ったことで、表情や雰囲気がとても良く、練習への姿勢も安定してきました。
この日は、特に3年生以下で構成される🟢のグループが良い空気をつくれており、体育館全体の雰囲気を上級生が整えることで、自然と下級生にも集中や主体性が連鎖していくことを改めて感じました。
本日11/20の練習には、2023年度U12のOB達がミニのサポートとして扶桑中の練習に参加してくれました。ただ、この日はミニとジュニアが同じ体育館での練習だったため、体格差のある彼らが直接ミニの方へ混じるよりも、後半はあえてジュニア側に入り“体育館全体の空気づくり”を担ってもらう形を取ってみました。結果的にその存在がミニの子たちにも良い影響を与えてくれたと思います。
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1、2年生は1月から本格的に新チームの活動が始まりますが、3年生のリーダー陣や、テスト期間を終えて復帰したメンバーが継続して練習に参加してくれている中で少しずつ取り組み方の変化を感じています。
練習の中身や意識すべきポイントをしっかり実行することはもちろん重要ですが、挨拶・返事・声・集合など、最上級生の背中は良くも悪くもチーム全体を左右するというのは揺るぎません。バスケット以外の部分でも模範となる行動を背中で示してくれた3年生の文化はぜひ継承していきたい財産です。
そのためにも、次に最上級生となる2年生の行動が重要であり、これから決まるリーダーが基準をつくり、そのリーダーをまとめるキャプテンの姿が、そのままチームの姿になると言っても過言ではありません。
そして忘れてはいけないのは、指導者である自分自身の立ち振る舞いが、チームのリーダー像を決めるということ。
トップではなくとも、“チームを率いる立場の人間が誰よりも動き、誰よりもチームのために行動する”という姿勢こそが、文化の芯をつくると思っています。
文化づくりは一筋縄でいくものではなく時間をかけて醸成していくものですが、INUYAMA BASKETBALL CLUBだからこそやれることを信じて、先頭を走り続けていきます。

