#410 土台の土台づくり

2025/12/10 18:12

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#410 土台の土台づくり

2025年12月9日(火)はジュニアの全体練習日でした。3年生最後の大会である土岐カップが先日終了し、12/20には卒団式兼卒団ゲームを控えていますが本格的に新チームとしての活動がスタートしていきます。

12月までは第0タームという事で「徹底」をテーマにメンタル面、フィジカル面、ファンダメンタル面の基準づくりの基準づくりをおこなっていきたいと考えています。どんなに効果的なトレーニングがおこなえたとしても、取り組む姿勢によって吸収率は変わってくるため、先ず取り組むべきことは環境づくりで、一つひとつ細かな点をつめていきながらチームづくりの土台を固めていかなければいけません。

昨年度から取り入れ始めて効果のあった「リーダー制」「グループ制」は引き続き新チームも取り入れていきたいと思っていますが、まずは個々の取り組み方や意識の向上をしていくことが先決で、個を高めることで後の試みが掛け算のように大きくなっていくことが実現できるのが理想ですね。

この日は早速ウォーミングアップの取り組み方に課題が残りました。前述の通りフィジカル面の強化ということで現在ウォーミングアップではペアになっておこなう体幹、チューブトレーニング、その後はDFの姿勢づくりやフットワークという流れでやっていますが形だけをなぞったものになってしまい、指先まで神経を光らせる事や、仲間のできているできていないを互いに確認し合いながら教え合うといったコミュニケーションがごっこりと抜け落ちてしまい、単純作業のような時間の過ごし方をしてしまいました。

ファイト、ナイス等の声がけに関しては声を出し始める段階の入り口としてはOKですが、質の高い練習を求めていくときには物足らず、相手を気にしているからこそ出るアドバイスの声や称賛・改善のコミュニケーションが特に2年生から出てくることに期待したいです。そのためには自分自身が練習に全力で取り組むことは大前提のもと、仲間を気にすること(見ること)が重要ですね。ファイト、ナイス等の声がけは極論相手のことを気にしていなくても出せる声ですが、どこどこを改善した方が良いや、ここのプレーのこの部分が良かった等の声がけは仲間のプレーを見ているからこそ出せる声です。

相手を気にする。気にし合うことでチーム全体のエネルギーに変わり、結果的に自分自身の成長に繋がるという好サイクルが生まれる環境づくりからまずはスタートですね。

#一歩ずつ