#389 論理と感情と行動
2025/11/19 22:52
2025年11月18日(火)はジュニアの練習日でしたが、仕事の都合で体育館に行くことができず、石川コーチに練習をお願いしました🙇🏼
先日、Instagramのストーリーで「1年前の今頃」「4年前の今頃」と、過去の投稿をいくつか引用しました。インスタの投稿を始めて約5年。最初の動画に映っていた子ども達は、もう高校生です。過去の“今頃”を振り返ることで、当時抱えていた課題を思い出したり、忘れていた練習メニューを掘り起こしたり、現在との比較を通して客観的に自分を見直すことができる。そんな良さを改めて感じました。
物事には、
・始める前に想像していた効果
・始めて初めて分かる効果
の両方ありますが、メリットもデメリットも、実際にやってみて分かることの方が圧倒的に多いと自分は思います。
会社でもバスケットの世界でも近年は、
「意味や目的を明確にする」
「なぜやるのかを丁寧に説明して行動を促す」
というアプローチが主流になっています。やる前に、自分にとってメリットがあるかどうかを考える場面も多いですね。
でも、これまでの自分を振り返ってみると、最初から効果が分かっていて、得られるものが明確で、 その上で継続できたものは意外と少なく、むしろ、とりあえずやってみた中から当時の自分には想像もできなかった効果や成長が生まれたことの方が多いです。
もし、「意味を理解すれば行動できる」のであれば、誰もがダイエットには成功しているはず(笑)
ここから読み取れるのは、人は論理で理解できても、行動には“感情”が必要だということ。同じ言葉でも、親より第三者のアドバイスの方が響くことがあるのも、結局は感情の部分が動くかどうかだと思います。
挨拶の意味を考える、声を出す効果を説明する。これらは決して悪いことではないですが、時には”強制でもいいからやってみる”中で、後になって理解できることや「やっといてよかった」と思えることもあります。
これは自分自身への戒めでもありますが、やる前からあれこれ考えすぎず、まずは動く。経験し、そこから学ぶ姿勢を持ち続けないといけない。そんなことを、過去の投稿を見返しながら感じた一日でした。
