#400 可児高校練習GAME
2025/11/30 17:27
2025年11月29日(土)、ジュニア1〜3年生で可児高校さんへ伺わせていただきました。
可児高校は岐阜県でも有数の進学校ですが、2020年度ミニOBの“かんた”と“れいじ”の2人が在籍しています。
かんたはミニ卒団後にドルフィンズユースへ進み、選手権・チャンピオンシップを経験してから「文武両道」の道を選んで可児高校へ。れいじはミニ・ジュニアともにINUYAMAで過ごし、同じく文武両道を求めて可児高校へ進学しました。
そして今回の練習試合が実現したのは――まさかの“れいじからの依頼”でした。
公立高校では3年生が夏のインターハイ予選を終えると新チームに切り替わりますが、れいじの代になってから、
「チームメイトにどんな練習が必要なのかを知りたい」
「もっと経験をさせたい」
という思いで、顧問の先生へ直談判し、この機会が生まれました。
INUYAMAにいた頃は、どちらかと言えば無口で(笑)、何を考えているのか読めないタイプで(笑)、自分の意思を外へ出す姿はほとんど見たことがありませんでした。そんなれいじが行動し、言葉で伝え、環境を動かす。その姿を見ただけでも成長を感じました。
体育館に着くと、さらに追い打ちの一言。
「今日は1対1の強化につながる練習をお願いしたいです。」
試合だと思っていたので完全に不意打ちでしたが(笑)、急遽合同練習に切り替え、ファンダメンタル中心のメニューを行いました。高校生の子たちも本当に素直で、一生懸命取り組んでくれました。
何より驚いたのは、犬山にいたとき以上に声を出してみんなを引っ張ろうとするOBたちの姿。バスケットとして物足りなさを感じる部分があるかもしれませんが、将来を見据えれば「人として大きくなる経験」を積んでいる良い環境だと強く感じました。
足りないものを自分の頭で考え、行動し、今よりアップデートするためにできることをやる。どの世界でも必要なこのマインドを、OBが体現してくれていて、自分も良い刺激をもらいました。久しぶりにかんたのプレーも間近で見れて、一緒に練習ができたのも懐かしく、会話の内容からも“ひとつ大人になったな”と感じて嬉しい時間でした。
どんな道も正解で、どんな道も不正解にもなる。
その答え合わせはもっとずっと先。
でも、自分で選んだ道の上で精一杯頑張ることは、必ず次へ繋がっていきます。
2人とも元気で何よりでした🐶






