#312 ABC理論
2025/09/03 22:20

この日のテーマはJBAが掲げているバスケットボールのゲームモデルの5局面から「チャンス」局面。チャンスとは?の定義づけから良いシュートの定義付けまでを座学で勉強をした後、間合いの異なる1対1からDFのやっつけ方を学び、最後は3対3の中で自らチャンスを選択し良いシュートに繋げることを目標におこないました。
この日特に印象に残ったのは「間合いに対する考え方」の指導で、青井コーチが話されていた「有利だと捉えるのか、不利だと捉えるのか」でその先の展開が変わるというところでした。具体的には1対1における様々なシチュエーションのなかで、限りなく0アームに近く守られる時や、反対に1.5アームほどで3Pエリア付近で待ち構えられて守られた時のマインド(捉え方)とそれに対する対応策(スキル)の指導でした。
間合いが近い時、プレッシャーに感じてしまい焦ってドリブルを付いてしまいヘッドダウンする中でターンオーバーはよく試合で起こる失敗です。相手のプレッシャーに対してチャンスだと捉えることと、やっつけ方(ここではピボットワーク)を知っていることで有利な展開に持ち込むことができます。逆に間合いが遠い時、抜けないと感じて様子をみながらドライブをしてもそのままズルズルと先回りをされてゴール下で合わせられるシーンもよく起こる失敗です。待ち構えているDFに対しては場合によってはリトリートしながらより距離を取って一気に加速してから間合いに入り込むことでファウルを貰ったり、抜き去ることができることを知っておくことでその先の展開が変わるという内容でした。
「捉え方」と「やっつけ方」のどちらか片方ではなく両輪があってスキルになると思いますが、この日の練習内容は自分にとっても勉強となることが多く、早速INUYAMAにも持ち帰って還元したいところです。
バスケットに限らずですが、「捉え方」という面では、日常的にで起こる全ての出来事に対してどうやってポジティブ(肯定的)に変換するかをよく考えます。Mr.Childrenの歌詞にも影響されてますが「総てはとらえ方次第」という言葉が自分は好きです。ABC理論はマインドセットとしてとても大切な考え方なので最後に共有をさせていただきます📝
▼ABC理論
https://www.recurrent.co.jp/career/albertellis-abctheory/
出来事(A)が直接感情を生むのではなく、その出来事に対する信念・考え方(B)を通じて、感情や行動の結果(C)が決まるという考え方。
捉え方を変えることで結果を変えられる。
