#287 ドルフィンズ練習GAME
2025/08/09 20:23

2025年8月4日(月)はジュニアメンバーでドルフィンズユースとの練習GAMEをおこないました。U14・U13カテゴリの選手たちとの試合でしたが体のサイズも大きくパワーもあるためとても強度が高く、INUYAMAの選手達にとっては練習で取り組んでいることを発揮できるかを図れる絶好の相手となります。
ジュニアとユースの大きな違いの一つには「トライアウト」がありますが、選考を通じて選ばれている選手達が毎日毎日同じ空間の中で切磋琢磨していることで練習内の強度がとても高く、球際の争いや競り合いは普段から削り合っているだけあって強いです。尚且つ同じクオリティを持った選手たちが何名も在籍しているためタイムシェアをしながら一試合通して高い強度でゲームができるのもユースチームの強みであり、世の中全般のジュニアチームというくくりにはならないですが、INUYAMAではまだまだその環境は作れておらず、選手権前に3年生の更なるレベルアップをするためには、こうした強度の高いチームに胸を借りることが大切になります。
GAME1、GAME2ともに4点差、6点差でどちらも敗戦となりましたが粘り強くペイント内でのディフェンスを頑張りながら付いていくことができました。ディフェンス面において、3年生に関してはFirst8(トランジション)からの失点は殆ど0で、Middle8(エントリー)の局面もギャップヘルプで粘り強くドライブに対応、Last8(クロージング)の守り方で前半はガードのアタックに対してコーナーDFが寄りすぎて簡単にキックアウト3Pの場面を作られましたが、後半はノーヘルプに修正したことで守り切る場面が増えました。反対に1、2年生は守り方を変えられなかったので終始コーナーからの3Pとリバウンド面で相手に有利にゲームを運ばれました。
リバウンド面において、主にオフェンスリバウンドを相手に上回られたことで攻撃チャンスを何度も何度も与えてしまいファウルでフリースロー、2ndチャンスからのゴール下の失点が重なってしまいましたがそこはINUYAMAの大きな課題だと思います。チーム内でこの争いが現状ないので今日感じたことで練習の中からリバウンドに対する意識が変わるキッカケになると良いです。全ての攻撃が守れる訳ではないということと、チーム目標である50点台に抑えるという数値を踏まえると、概ね合格していてリバウンド面以外では良いディフェンスはできていたと思います。
オフェンス面では、目標としている60点に対して19点ほど足りていないですが、トランジションでの得点、エントリーからペイントアタックでの得点、ファウルをもらえるシーンが増えてきて良い傾向だと思います。一方で、スリーポイントの試投数、オフェンスリバウンド、フリースローの確率が課題でした。特に3年生に関しては自分自身に与えられている役割を全うした上でできなかったのか、そもそも数値的にも足りていなかったかで今後の取り組み方も変わってくると思うのでそこも踏まえて振り返って欲しいです。ファウルを貰える選手はフリースローの確率を上げる、3Pの役割を持つ選手は空いた時に打ち切る習慣、中で体を張って一本でもマイボールにするリバウンド等々、各々の頑張りがプラス1になることでこの19点は埋まると思ってます。ターンオーバーなくシュートで終われるようになったのは良い傾向なので、その確率をあげていくために自分は何ができるかを考えて今後の練習の質を高めてくれると良いです。
夏休みは強度の高いチームとの戦いが続きますが経験を全てプラスに捉え、選手権までの残り数ヶ月をやり残すことがないように過ごしていきますよ👊🏻








