#288 千里の道も一歩から

2025/08/10 22:55

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#288 千里の道も一歩から

ここ最近ですがミニジュニアともに試合が続いていて沢山の指導者の方とお話する機会が多いです。バスケットのこともチームビルディングの類いのものも世に溢れている教本から学ぶことも当然多いですが、指導者同士のコミュニケーションの中で実体験として聞く話は何よりのヒントになります。

育成のカテゴリなので勝敗だけが結果ではないですが、各県で大会成績も含めた実績を残されている指導者の方々は全てといっても過言ではない程に「拘り」を持たれていて、「拘りポイント」そのものがチームの伝統や文化の違いにもなっていると感じます。

INUYAMA BASKETBALL CLUBとしてはバスケットを通じて人を育てるというスローガンのもと、やはり「仲間の大切さ」には何よりも拘って、それはチーム内の仲間だけではなく交流させて頂く沢山のチームの仲間も含めて、全ての出会いと繋がりを大切にすることは口酸っぱく伝えていて、お陰様でOB達が今もなお繋がりを持ち続けていたり、大事な試合のタイミングには力を貸してくれたりという文化が醸成されつつあります。

先日ですが、愛媛県の新田高校へ進学した高1はるひと、北陸高校へ進学した高1れんとが帰省のタイミングでジュニアの練習に参加してくれました。彼らはミニを卒団してファイティングイーグルス名古屋のユースへ進んだ子達なので厳密にいえばジュニアのOBという訳ではありませんが、同じINUYAMAとして過去に切磋琢磨していた仲間、学年を越えた縦の繋がりがあったからこそ、こうやって来てくれるのだと思いますし、だからこそ仲間を大切にし続けることが重要なのだと思います。

実は8/10(日)、今日は犬山市の市民大会がありますが、大人の部にOLDチームが2チーム出場します。一つはお父さんチーム、もう一つは大学1年生になったOBチームです。高校バスケを卒業して今も部活で頑張ってる子、サークルで楽しんでいる子、バイトや大学生活を謳歌している子、たくさん居ますが何年かぶりに同じチームでプレー、INUYAMAに戻ってきました。

Baby→U12→U15(ジュニア、ユース、私学)→高校を経て→大学や社会人になったタイミングでまた集まれる場所をつくるという裏目的がOLDクラスには存在しますが、あの日思い描いた理想像にまた一歩近づきました。

千里の道も一歩から。今を大切に進みたいですね。