#242 勝負の第3タームへ
2025/06/25 20:13

2025年6月24日(火)はジュニア全体練習日でした。今月までは臨時的に確保している各務原市福祉の里で練習をおこなっていますが来月からは通常の場所である扶桑中学校へと戻ることができます。
テスト期間の6月を終えて7月はいよいよ勝負第3タームへ突入します。新チームが本格的にスタートした2025年1月から3ヶ月ごとの4半期計画でチームづくりを進めてきました。第1ターム(1〜3月)では練習の内容というよりもチームの雰囲気や取り組み方の基準づくりに焦点を置き、グループ分けやリーダー制などの新たな試みを入れていきながら練習の質を高めることをおこないました。各学年を均等に同じグループに配分したなかでいかに強度を高くできるかという点では、「グループワーク」や「ポイント制」などの仕組みを入れながら対決の形式を取る形で一人一人の強度を上げることにトライしました。
第2ターム(4〜6月)では新一年生の入団もありチームとしての基準や取り組み方を教えていきながら、バスケットとしては主にトランジションに力を入れてきました。スリーメンは基本となる大切な練習ですが判断の要素が単体だとないため、行きはスリーメン→帰りは判断が必要なシチュエーションをつくりながらアウトナンバー(1対0、2対1、3対2)の攻め方、守り方を様々なメニューでトレーニングをしてきました。また、トランジションの状況を試合で出すためには当然守れないといけないためハーフコートのディフェンス(間合い、シェル)とリバウンド(意識付けでフルフロント)ディフェンス面も土台となる部分に取り組みました。まだまだ細かなところまではできていませんがチームの土台になる考え方は前半戦でインストールすることができたかと思います。
ここから勝負の第3ターム(7〜9月)に入りますがチームづくりとして一番難しい且つ壁を越えたらグンっと成長できる時期になります。0から70よりも70から80、90と引き上げていくことの方がチームづくりとしてはハードルが高く、雰囲気や強度だけで上がれる道でもありません。成長度においてもこれまでとは薄れてくるなかで、いかに成長を実感させてあげられるかも練習設計の観点で大切になりますね。
直近の課題としてはラリーの中での継続性をいかに高めていけるか。トランジション3対3、4対4のような瞬間的な判断による走り出しや1往復の強度感は高まっていると感じますが、ゲームのような往復が繰り返されるなかで強度を保ちながら、時にコントロールしながら、という点が課題だと感じています。力が同じもしくは上のレベル感のチームと戦った時に、我慢比べが続いた状況で連続失点から流れが戻せなくなるところをこういったアプローチから変えていきたいです。
3年生は何があってもあと4ヶ月。新チーム立ち上げ当初から考えると一人一人が大きな成長をしてくれています。せっかくここまできたのだからもう一つ上の景色を観に行きたい。この仲間とこのクラブでバスケットができる最後の日々をお互い全力で向き合っていこう👊🏻




